インドネシアのジャワ更紗から仕立てました木綿の九寸名古屋帯です。 1990年代頃にジャワ島北部海岸地方のチレボン（チルボン）で作られたろうけつ染めのバティックで、茜色のベースに紺色と桃色で蔓花文様が描かれています。タレ先に配したブルーの鋸歯文様がアクセントになっています。 前柄が関東巻きと関西巻きで変わります。反時計回り（関東巻き）の際に、上部に紺色の細かな蔓文様が現れます。 色止め処理を致しましたが、天然染料による手染めのため完全に色移りがないわけではございません。汗や雨で濡れた際には特にご注意くださいませ。 太鼓裏のみ無地の木綿布を使用しております。 帯芯は三河帯芯で、全て手縫い仕立てです。 差し支えのない場所に継ぎがございます。 小紋や紬、木綿などカジュアルな装いに合わせていただけます。 素材: 綿（インドネシア、一部日本）　帯芯： 綿（三河帯芯） 仕立て: 日本 寸法: お太鼓幅30.5cm　長さ380cm ＊ヴィンテージの布を使用して新しく帯に仕立てたお品です。 手仕事による柄のずれや古色は布の味としてご理解くださいますようお願い致します。 ✳︎お使いのパソコンのモニターで見た色味と実物の色味の印象が多少異なって見えることがあります。どうぞ予めご了承ください。 ✳︎帯揚や帯締めなどは付属しておりません。