◆動作良好◆Victor ビクター XL-Z900 【トレイベルト交換・メンテナンス済・純正リモコン・取説付】 オファー

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商品情報

VICTOR ビクター
XL-Z900
1992年発売 【商品の説明】 【商品の特徴】
トップローディング方式を採用したCDプレイヤー。

CDディスクやピックアップに対する外部音圧や振動の悪影響を追放するため、その発生源となるフロントローディングのトレイを廃止し、トップローディング方式によるエアタイと構造を採用しています。これによりCDターンテーブルおよびピックアップ部の機密性を高め、シャーシ内部に音圧が侵入しない基本構造としています。

ガラストップには8mm厚のソーダライムガラスを採用し、外部振動や不要な共振を抑えています。

シンプルなマニュアルローディング方式を採用することにより、ディスククランパーをアルミ削り出しの大型スタビライザーにしています。

内部にはマグネットを組み込み、ディスクを圧着することによって、ディスクの振動を効果的に追放しています。

安定した回転を得るためにモータートルクを高めと、モーター軸に捻りが生じるのことになります。これを防ぐため、XL-Z1000と同等の6φのスピンドルを採用しています。 通常仕様されるものに比べ、27倍の捻り強度を実現しており、モーターの回転に対するスピンドルの遅れを追放しています。またモーターには自社生産による信頼性の高いモーターを採用し、高精度を得ています。

構造的に無振動・無共振を追及するため、重心点保持機構を採用しています。 ピックアップがディスクの内周側にある時のレンズ位置をメカベースの重心上に配置し、さらに外周側にある時はシャーシ筐体を支えるインシュレーターの重心と一致させる設計となっています。これによりピックアップは、構造的に最も振動の影響の少ないライン状にトレースし、振動の悪影響を極力防いでいます。

ピックアップ系のメカベースに、銅メッキ鋼板を重ね合わせたダブルプレートを採用しています。

共振周波数をサーボ帯域まで下げる質量を追及し、内部振動の低減や外部振動の遮断を行っています。さらに、シリコンオイルとスプリングによるダンプ効果を高めたインシュレーターや、音響用鋳鉄製ブロックで下部シャーシよりメカベースをしっかり支えるという構造を採用しています。また、接地面には純銅フットを採用するなど、徹底した耐振設計を施し、音圧の影響などを減らしています。

新DDコンバーターを採用しています。 D/A変換方式には、音質に有害な不整合歪やグリッジなどが原理的に発生しない1ビットDAC方式を採用しています。また、分解能が不足する1ビットDACの欠点を、4次ノイズシェーパーとPEM回路で改善することでより優れた特性を実現しています。さらに理想的な変換特性を得るため、動作レートを従来の32倍オーバーサンプリングから2倍の64倍へ高速化しています。

これにより全帯域での再量子化ノイズが約10dB改善され、ローパスフィルターに頼らずに、オーディオ帯域の2倍の周波数帯域までノイズを抑圧しています。また動作レートの高速化により、1ビットDACで必ず発生する3次高調波についても1/4イカに減少しています。

デジタル基板、K2インターフェースのデジタル信号処理部とアナログ信号処理部、オーディオ基板をふりわけたD/A分離設計とともに、デジタル用電源部とオーディオ用電源部を分離するだけでなく、2つのトランスを電源部から独立配置させた徹底的な分離構造を採用しています。

デジタル系チップ基板で小型化を図り、信号経路の最短化によってノイズの影響を追放しています。しかも、デジタル系トランスミッターからレシーバーへの信号伝送には光ケーブルを採用し、ここでもデジタル伝送経路へのノイズ混入を防ぐとともに、デジタルノイズの漏洩や電源リークなどを排除しています。

伝送デジタル信号から、ジッターやリップルなどのデジタル歪を、符号精製という技術によって取り除くK2インターフェースを搭載しています。 さらに符号生成の精度を水晶発振器にゆだねることにより、より理想的なK2インターフェースの動作を実現させています。

CDディスクからデジタル符号をピックアップするタイミング制御や、DDコンバーターのアナログ変換時の基準信号や、K2インターフェースの符号生成に使われる水晶発振器の精度や安定性を高めるため、クロック発振回路をワンチップにパッケージしています。 さらに、これまで縦型だった発振子を横にねかせて低重心化を図ったX-tal保持構造により、振動モーメントを追放しています。

振動し自体の質量を1/2に小型化し、耐振性の高いセラミックベースや内部損失の高い金属コバールカバーでパッケージングしたことにより、外部振動や音圧などによる発振周波数のゆらぎを減らしています。

ドライブユニット部を、外部DACユニットとハイレベルな接続ができるよう、同期入力端子を搭載しています。また、アナログ出力については、バランス出力端子も搭載しています。
(オーディオの足跡より抜粋)

【商品の 下記のメンテナンスを施していますので、トレイの開閉もスムーズで。再生は問題なく正常に機能しています。スキップ再生も問題はありません。音飛びもありません。リモコンに呈しても正常に反応しています。

オーディオ基板と電源基板、サーボ基板上の電解コンデンサーを、ニチコンの高級オーディオ用で定評のあるKZ・FG・ES・KWシリーズに交換しています。電解コンデンサーは、正常に機能していての経年による劣化は避けられませんので、ある程度年月が経過した場合は交換が必要になります。

このモデルは、1992年の長岡鉄男のダイナミック大賞CDデッキ部門で大賞に選ばれています。ビクターで最初のトップローディングを採用したCDプレーヤーです。アナログプレーヤーを彷彿とさせるその外観の中央には、ガラストップには8mm厚のソーダライムガラスを採用しています。その開閉のスムーズさは高級感あふれ秀逸です。後継モデルは、XL-Z999とXL-Z999EXと三代続きますが、ビクターのデジタル技術の粋を集めたプレーヤーで、今でも人気の高いプレーヤーのひとつです。

外観ですが、天板奥に傷があります。フロントのパネルにも多少の傷があります。トレイのガラストップの左前角が少し欠けています。サイトウッドに多少の線傷・擦り傷などはあります。その他、機能を損なうような醜い損傷はありません。

新品ではないので、その他、全体的に経年変化に伴う、多少の汚れやすり傷、機能の低下があるかと思いますが、ご了承ください。


【メンテナンスについて】 ガラストップの開閉ベルトを新品に交換。

オーディオ基板と電源基板、サーボ基板上の電解コンデンサーを、ニチコンの高級オーディオ用で定評のあるKZ・FG・ES・KWシリーズに交換

ピックアップレールにミシンオイルを塗布。

ピックアップレンズをエレクトロニッククリーナーにて清掃。

RCA端子・電源プラグ等の接点を接点復活剤にて清掃。

その他、内部・外装を清掃。

【付属品等】
純正リモコンと純正スタビライザー、取扱説明書が付属しています。

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